あまり取り上げたくない話題ではありますが、10月21日に園児への傷害容疑で保育園の副園長が逮捕された事件をご存知でしょうか。

ブリッジ歩きが上手くできなかった6歳の園児に対して園児の顔を叩き、怪我をさせた疑いが持たれている事件です。

「園児への厳しく激しい指導」という言葉が使われていますが、「厳しい指導」というより「卑劣な暴力行為」です。

本当に信じられない事件ですが、記事を読み返していくなかでこの保育園の方針や特徴に気になる点がありました。

それは・・・「どの子も最終的にはできるようになるのが園の特徴だと思います」という容疑者のコメントでした。

園の方針や考え方については、私がとやかく言うのは間違いだということは前提にあるのですが、

事件に発展したこの件に関しては言わせてもらいます。

 

「どの子も最終的にはできるようになる・・・」それは誰の意思で、誰の為の方針ですか?園長をはじめ経営者の宣伝文句ですよね。

子ども自らが目標を持って「これをできるようになりたい!」と頑張っている姿なら素晴らしいと思いますが、この場合は違いますよね。

保育をしていく上で大切なのは、それぞれ異なる『個人目標』の設定です。「全員が卒園までに〇〇ができるように頑張る」「みんなで同じ目標を達成する」というのは聞こえはいいですが、「全員ができるようになるまで頑張らせ続ける」といった子どもの思いを無視した方針がこのような事件に繋がったように思えてなりません。

当園では「園児が小学校に入学した際に困らないように」という思いは強くあるので、保育を通して様々な経験ができるよう先生方も一生懸命考えて保育実践をしておりますが、例えば「うちの保育園は全員〇〇ができます!」と披露されても私はゾッとして目を逸らしてしまいますね。

得意な子は良いですよ…。きっと見ると一目瞭然でわかると思います。「この子は得意だろうから苦労しなかったけど、この子はできるようになるまで時間がかかっただろうな」とそしてつい考えてしまいます「厳しい指導や虐待はなかったのか」「この子ができるようにならないと、上司から保育士が怒られる構図はなかったか」と考えてしまいます。認める所から始めましょう、それはブラック保育です。

どうしても素直にその光景に感動する気になれないのは、これまで沢山の保育の裏事情や闇の部分を見てきたからだと思います。

目に見えた『保育園の特徴を作る』というのは本当に難しい事だと思います。それは私自身、園長になり痛いほどよくわかりました。

その特徴が明確な方が『質の高い保育園』に思われがちですが、当園に関しては「子ども、保護者、職員が毎日笑顔で過ごせる場所」そこに重きを置いています。逆にいうと「厳しい保育はしない」と言い切っている保育園なので、賛同できる保育士は当園で働けると思いますが、カリカリしているベーコン保育士(最近マイブーム)は当園で働くのは苦痛だと思います。

私は兼ねてから「誰でも働ける保育園ではない」と自分自身に言い聞かせてきました。

『笑顔(ニコニコ)重視』それが当園の特徴かもしれませんね。いつも心にニコニコを♡

 

さて、長い前置きはこれくらいにしまして・・・

前回のブログでも告知しましたが、昨日は『岩木文化祭』という地元の大きなお祭りに参加してきました。ニコニコこどもえん初出演です♡

お恥ずかしい話ですが、私が随分前から緊張していました(涙)器の小さい園長で…「おちょこ」と呼んでください…。

 

それでも子どもたちは

 

 

 

 

 

 

 

始まる前から余裕のスマイル♡

 

 

 

 

 

 

 

尊敬します。私がおちょこなら、子どもたちは『大盛りラーメン用の丼(どんぶり)』くらい器が大きく感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

むしろ子どもたちは今日の本番を楽しみにしていたようです。心強い♡

 

 

 

 

 

 

 

 

「とにかく笑顔、うちはニコニコこどもえん」の方針に、極度の緊張から笑顔が引きつってる職員もいました。

先日の誕生会の司会の時と同じ表情でした(笑)あっ言っちゃった♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ出番ですので舞台裏にスタンバイお願いしま〜す」と係の方に声を掛けられても

一切の緊張は見られませんでした。

 

司会の方の「ニコニコこどもえん今年が初出演です!よろしくお願いします!」という紹介と共に幕が開くと…

 

 

 

 

 

 

 

 

客席に向けて元気に手を振る余裕の表情♡

 

 

 

 

 

 

いつも通りのニコニコらしい発表を披露することができました。

(舞台上の写真が少なくてすみません、ステージに見惚(みと)れてそんな余裕がありませんでした)

 

きっと目にホコリが入ったんだと思いますが、開園から2年でこうして大きな舞台に立つことができたことに涙が止まりませんでした。

子どもたちの立派な姿が涙で霞(かす)んで見えました。本当は私と同様にガチガチに緊張してるのに舞台上では必死に笑っている立派な職員一同に涙が止まりませんでした。当事者にしか理解できないドラマですが、昨年は参加を見送った経緯や自分自身に対する情けなさや悔しさがありました。

 

保護者の皆様も含めまして、みなさんお疲れ様でした♡来月のお遊戯会も楽しみにしていてください。ニコニコこどもえん最高♡

12月21日は更にパワーUPした『スペシャルエンターテインメント』をお届けしたいと思います。

 

最後になりますが…今回の文化祭のオープニングは、かつて私がお世話になった保育園が飾りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「素晴らしい」それ以上の言葉がでないほど、圧巻のステージ発表でした。

堂々たる子ども達の姿、かつて苦楽を共にした仲間の努力とセンス。鳥肌が立ちました!

久しぶりに正統派の豪速球を投げるピッチングを見ることができました。実に見応えがありました。

豪速球を投げるためにはたくさん走らなくてはダメだし、練習量も増えます。肩への負担も考えなくてはなりません。

 

私は変化球の楽しさを覚えてしまいました。変化球はボールの握り方の研究と球種のバリエーション、そしてバッターとの掛け引き、心理戦と戦い方の勉強。その方が楽しいと思い、この2年間やってきましたが…。やっぱり他人の豪速球は刺激になりますね!

 

自惚(うぬぼ)れと笑われても、私だってかつて県内で一番早い球を投げると言われた男!

(出ました過去の栄光、一番うざいやつ)(メジャーに行って失敗して帰ってくるパターンの言い草)

 

直球を捨てたわけではないので、そこはニコニコ職員と十分に話し合って決めていきたいと思います♡

それにしても素晴らしかったです。良いものを見せてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも心にニコニコを♡

 

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