皆さま既にご存知の通りここ数日の保育ブログは私ではなく、

素敵な女性ニコニコスタッフが作成してくれたものです。本日はいつものあの人です(唇)

読み返した後に後悔をするようなオヤジギャグや、保育論と称したまわりくどい長い前置きの話もなく非常に読みやすかったですね。

 

これからはいろいろな職員が様々な観点からこのブログを作成しますので、皆さまどうぞ楽しみにしていて下さい。

 

さていよいよ『ニコニコ大運動会』を来週に控え、多少の緊張を抱えたまま私は東京へちょっくらお勉強をしに行って参りました。

 

私は東京開催、大阪開催など全国から沢山の方が集まり、著名な方を講師として招いて行う研修会や勉強会に参加をする際は、

心境的に好きなミュージシャンのコンサートに行くような感覚が近いかもしれません。

調子に乗ってその日の為に新しくスーツを買っちゃったり…。

 

 

もちろん自分のお勉強とモチベーションのコントロールを兼ねているので、研修に関する全ての費用は自分で払います(当たり前のことですが…)

誤解がないようにここは強調しておかないと…。

 

研修案内は密かに沢山の保育協会の会員になっているので、毎月たくさんの案内がダイレクトメールで届きます。

そしてその他にもインターネットや保育雑誌等で開催予定の研修会をこまめにチェックしています。

 

異常ですよね…。この理解してもらえない感覚が私には丁度いい(笑)

 

あとは研修の内容や日程、何よりお財布の中身と相談しながら、家族には『出張命令』と称して(秘)

楽天トラベルさんをクリック♡ 忘れた頃に請求額(汗)

 

出張と称して保育園の経費で遠方の研修会に参加し、受付を済ませテキストのみを受け取った瞬間からプライベート旅行へと切り替える

どこぞの園長先生方とは私は違います。(公表しちゃうぞ♡)

 

先日の施設長研修でもそうでしたね。会場が満員に埋まった研修会でしたが、休憩を挟んだ後は随分と空席が目立ちました。

講師の方に失礼だとは思わないんですかね。

園長不在が多い保育園で働く主任保育士の気持ちを考えたことはないんですかね…。
ふぅ…やれやれ…。注意してくれる人がいないのも可哀そうですね(涙)

 

私は自称『保育警察』なので、こうした社会福祉法人経営の保育園でありがちなダメダメな事をチクチクしていきます。

決して嫌味ではなく改善して欲しい素直な気持ちです。

 

さてさて、そんな話はさておき…今回私が参加をした研修会は、

日本子ども育成協議会が主催した企業主導型保育事業の意見交換会でした。
通常の研修会では前半が講義で後半がグループワークというのが大半ですが、今回の研修は最初から最後までグループワークでした。

こう見えて実はかなり人見知りな性格の私にとっては、まさに試練の時間でした。

 

しかも県内で参加する施設長研修会と違い、この度は『企業主導型保育事業』限定の研修会だったので、

全国的に様々な事業展開をしている大手企業や、誰もが耳にしたことがある大手企業の役員の方が参加をしている園もありました。

また上場企業で保育園の運用コンサルタントをしている方、企業に保育園を作る時のスタートアップのお手伝いをされている方、

全国の企業に企業主導型保育事業を推進されている方など、発言の内容がすべて質の高いプレゼン大会に聞こえ、

まさに私とは住む世界が違いすぎました(涙)

 

『保育一筋!』を掲げてきた私が『保育しか知らない人間』に見えてきました。

それでも悔しいとか恥ずかしいという感覚は全くなく、目の前に目標があるという高揚感でした。

 

私の好きなことわざに『井の中の蛙(かわず)大海を知らず』というものがあります。

井戸の中にいる蛙は狭い世界におり、海を見たことがないので視野が狭く、ありきたりの知識しかないという意味です。

どちらかというとマイナスな意味合いが強いネガティブな言葉ですが、私に置き換えると…

 

この狭い世界にいたからこそ愚直にその世界を見続けて、この狭い世界での深い所まで知ることができたのも事実です。

確かに今回のように自分より遥かに優秀で知識が深い方とお会いすることで、自分の愚かさや視野の狭さを改めて感じましたが、

次へのステップとまだまだ広がる無限の可能性を見出すことができたので良かったと思います。

 

私にとってとてつもなく大きな収穫でした。

 

ちょっと余談ではありますが、この度改めて感じた事として企業主導型保育事業では認可保育所と違って、

独自に自園で保育料の設定をすることが出来ます。
保育料を10万円と設定している保育園と保育料を5万円(都会だと標準よりやや安い)に設定している

2つの保育園の経営をされている園長先生と実に興味深いお話をする事ができました。

それぞれの価格設定の根拠や理由について深い部分まで教えてもらいました。内容はここでは話せませんが、

どちらの園も需要が高く、入りたくてもなかなか入れない人気の高い保育園を作ることができたそうです。

 

我々企業主導型保育事業の保育料は自由に設定できるが故(ゆえ)に料金が保育サービスに対する対価にすることもできます。

つまり高ければ高いなりの保育園を作ることができます。逆に我々ニコニコこどもえんのように保育料をあえて低く設定しても

保育サービスの質を上げる事は可能です。

 

あとは運営される企業の考え方ですね。

 

ただ誤解のないように言っておきたいのは、保育事業において社会福祉法人が経営をすれば福祉事業で、

企業で経営をすればビジネスということではありません。

 

企業主導型保育事業は平成28年に内閣府が打ち出したまだスタートして2年の制度ですが、

これからはこうした利用者の多様化したニーズに柔軟に対応できる保育園が選ばれていく時代になっていくと感じました。

人材育成力、多彩なアイディアを持つ経営戦略においては企業主導型保育事業がリードをしていると言われています。

それが非常に納得できた研修会でした。

 

ヤバいまだまだ長くなりそうなので…今日はこの辺で止めましょう。

 

そしてもう一つの収穫がニコニコこどもえんの知名度が意外と高く、名刺を下さい、パンフレットがあれば下さいで

ちょっといい気分でした。

 

それでは大海を後にし、井の中へ戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも心にニコニコを♡

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のブログは羽田空港よりお届けしました♡

 

 

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