届け、ニコニコ魂
ニコニコこどもえんではカブトムシの問い合わせが止まりません。
「新聞で拝見したんですけど、これからカブトムシを頂きに行ってもよろしいですか?」
とわざわざお電話を下さったり、虫かごと新聞の切り抜きを手に持ち、
ニコニコ笑顔で園を訪ねて来た方もおりました。
深々とお辞儀(じぎ)をしてもらい、感謝の言葉を頂き…
私は胸いっぱい、お腹いっぱいです。
私は一匹も捕まえていないのに…いい人になったりして…♡
そしてなんと!息子とカブトムシと先生(わたくし)と3ショットで
記念写真を撮らせていただいてもよろしいですか?という方もいました。
(ま、まさか…携帯電話の待ち受け画面に使うのでは…)
※ちなみに男性の方でした。
当初はニコニコこどもえんの元気で可愛い子ども達のためにと
当法人の会長が発案したこの『カブトムシプロジェクト』ですが、
地域貢献活動の一環として、
当園の在園児に限らず地域の皆さんに広く奉仕、貢献できるようにと
新聞社の協力も得て様々な方にカブトムシをお配りする事ができました。
(今日現在、約50匹お渡し済み) 気が付くとすごい数♡
新聞に掲載していただいた翌日からは、地域の小学生をはじめ、
市内で子育てをされている方や、お孫さんへのプレゼントとしてもらいに来た方、
なかには青森市からわざわざ1時間もかけていらした方もおりました!
わざわざニコニこどもえんへ足を運んでいただきまして本当にありがとうございました。
人に感謝をされる為に行う事が奉仕活動だと思っていた頃もありましたが、
人に感謝をしながら生きることが社会福祉事業の根源で、今までの自分に足りなかった事だと…
恥ずかしながらこの一年間でようやく気が付きました。
『人に愛されたいなら、まず人を愛しなさい』という言葉があるように、
人に感謝をされたいなら、まず人に感謝をしながら生きるところから始めなきゃダメですね♡
現時点で私のような未熟者が、奉仕の心や福祉の心を語るのは
笑われるかもしれませんが、覚悟のうえで少し語らせていただくと・・・
我々社会福祉事業に携(たずさ)わる者は、見返りのない奉仕の思いがなければ
本質へと辿り着くことはできないと思います。
人の痛みを自分の痛みと感じることができる人が福祉の心を持ち、
自分の幸せと同等に他人の幸せを喜べる方が福祉の心を持っていると思います。
自分の為にではなく、誰かの為にという思いからこの仕事の価値を見出して下さい。
さてさて…長い前置きはこれくらいにして…
先日当法人で運営する『デイサービスセンター高舘山』『デイサービスセンターいわき山』
のご利用者さん、『有料老人ホーム高舘山温泉』の入居者さんに
『ニコニコねぷた』を披露してきました。この日も気温が高かったので、
熱中症に十分配慮しながら、20分弱の短い時間でしたが
元気いっぱい可愛いニコニコねぷたを楽しんでいただきました。
高齢者の方々にとって子ども達のニコニコは無償の喜びのようです。
先生「さあ、そろそろ出発しますよー」
「あ・・・こみ上げる闘志で立ちくらみが・・・」
「抱っこしてほしい病、発動・・・」
先生「はいはい、想定の範囲内ね♡ 見返りのない無償の愛、発動・・・」
少年「みんな最後まで頑張って歩くんだぞ!それでは出発!!」
「すでに抱っこ?」 「はーい、ぼくも発動しそうでーす♡」
「よかったら乗っていかなーい!君の好きなメロンパンナちゃんが待ってるよ♡」
先生「結構重いけど、私も無償の愛で押すわ♡」
「あっ、私の真似して麦わら帽子被ってる人がいる!!」
「海の家の人かと思ったら、園長先生じゃん!」
「ツーブロックが見えるように被ったんだろうね♡」
「あっちでは黒いサボテンが嬉しそうに太鼓叩いてる!!」
「わしかーーーーい!!!」
「赤ちゃんチームは日陰で応援してましょ♡」
「ヤーヤ、ドー!!!ヤーヤ、ドーーーーー!!!」
「ヤーヤ、ドー!!!ヤーヤ、ドーーーーー!!!」
「ノブ先生笛の音色が素敵!!カッコイイ♡」
おじいちゃんも、おばあちゃんも大喜び♡
「めんこい(かわいい)ねーー♡」
「児童福祉と介護福祉のコラボレーションやー♡」
「じっちゃ(おじいちゃん)も、ばっちゃ(おばあちゃん)も見てけろじゃ!!」
開園当初(昨年9月)は10名の園児だったのに、
こんなに長い隊列が組めるようになりました(涙)
これからもニコニコこどもえんをよろしくお願いします♡
いつも心に
ニコニコを♡
終わった後のかき氷も
とっても美味しかったよ♡
「8月9日は流しそうめんとスイカ割りを行います♡」
皆さん、お楽しみに!! 以上ニコニコこどもえんでした♡